[総額1.6兆円?] LVMHグループによるティファニー買収の行方

時事問題

LVMHグループはティファニーに対して現金約145億ドルの買収案を提案しました。もしこれが実現するとなるとLVMHグループとしては過去最大級の買収となります。

現状合意に至ったという訳ではありませんが、145億ドルという金額は現在のティファニーの株価に+20%ほどのプレミアが付く計算となるため、投資家の注目が集まっています。

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ティファニー 基本データ

現在の株価は年初から約20%上昇。昨年の株価を鑑みると、この買収金額はそこまで割高とはいえないと思います。

2019年の売上は44億4210万ドル。ここ3年間のデータですが、伸び自体はあまり大きなものではなく、セクター別の売上も安定していることが伺えます。

地域別の売上比較です。Jewelry collectionsはここではハイジュエリーとティファニーブランドの売上を示します。一般人であれば 3000万以上する ハイジュエリーとは縁がないかもしれませんが、ティファニーのペーパーフラワーやビクトリアであれば店頭にも置いてあることが多く、ご存知の方もいるのではないでしょうか。Engagement jewelryはその名の通り結婚指輪に関するもので、Designer jewelryはティファニーのブランド名という訳ではなく、その製品を監修、作成したデザイナー名を押し出して販売しているものです。

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LVMHグループ 基本データ

右肩上がりのきれいなチャートですね。以下に記載する売上などのデータを見ても納得の結果となっています。

2018年はドルに直すと約500億ドルの売上でした。ティファニーの伸びが安定的だったのに対してこちらは年に約10%近く売上を伸ばしている計算になります。 一番の売上はみなさんご存知、革製品となっておりここで約40%の売上を占めます。

焦点となる時計、宝石セクターです。売上高としては現在全体の約9%を占めており、ここの成長を促す目的でのティファニー買収となります。ティファニー買収が成功したとして単純に計算をするとここのセクターの売上が倍増し、LVMHグループ全体として時計、宝石セクターが約18%を占める計算となります。当然、デザイナーのバリエーションも増えますし、お祝いのようなコラボレーション商品も展開されることが期待できるため、さらに上振れする可能性もあります。

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まとめ

  • 圧倒的成長を遂げているLVMHグループが宝石セクター強化も含め、ティファニー買収を検討
  • 買収成功すると現在の株価から約20%のプレミアが付く
  • LVMHグループのブランド力とティファニーの宝石を合わせたコラボレーション製品の発売に期待

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